日本旧石器学会
東大で開かれるシンポジウムの情報です

公開シンポジウム『黒曜石が開く人類社会の交流Ⅱ』

  1. 主催: 文科省科研費基盤A「黒曜石の流通と消費からみた環日本海北部地域における更新世人類社会の形成と変容」研究グループ(研究代表者: 佐藤宏之・東京大学教授)
  2. 趣旨: 後期旧石器時代の日本列島では、黒曜石に代表される優良石材が活発に利用されていた。本研究プロジェクトでは、代表的な黒曜石原産地ごとの利用の状況を、石材消費行動の側面からレヴューすることを目的として、昨年に引き続き、第2回目の公開シンポジウムを開催する。
  3. 開催日時: 2010年5月1日(土)13:00〜17:15 (12:30受付開始)
    ___________5月2日(日) 9:30〜15:40 (9:00受付開始)
  4. 会場: 東京大学本郷キャンパス法文2号館2番大教室(マップ
        〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
  5. 会費: 参加無料、懇親会費 5,000円(予定)
  6. 参加申込: 特にありません。当日会場に直接お出かけください。
  7. 宿泊: 各自で手配ください。
  8. 問い合わせ先: 東京大学・大学院人文社会系研究科・考古学研究室 佐藤宏之
        03-5841-3795
  9. 開催日程:

5月1日(土)

12:30-受付
13:00-13:10開会挨拶・趣旨説明佐藤宏之(東京大学)
基調講演
13:10-14:10「白滝黒曜石原産地を形成した流紋岩マグマ活動」和田恵治 (北海道教育大学旭川校)
1. 列島における黒曜石の利用(1)
14:10-14:50「後期旧石器時代北海道における置戸産黒曜石の利用」林 和広(東京大学大学院)
14:50-15:05休憩
15:05-15:45「十勝産黒曜石の利用状況とその特徴」山原敏朗(帯広市埋蔵文化財センター)
15:45-16:25「赤井川産黒曜石と道央部の遺跡」長崎潤一(早稲田大学)
16:25-17:05「天城柏峠産黒曜石の流通」諏訪間 順 (小田原市教育委員会)
17:30-懇親会

5月2日(日)

9:00-受付
2. 列島における黒曜石の利用(2)
9:30-10:10「黒耀石原産地和田峠・男女倉遺跡群の概要」大竹幸恵(長和町教育委員会)
10:10-10:50「隠岐産黒曜石利用の展開」竹広文明 (広島大学)
10:50-11:05休 憩
11:05-11:45「北・中部九州における黒曜石利用-腰岳系黒曜石以外の消費を中心に-」芝 康次郎(奈良文化財研究所)
11:45-13:00昼食休憩
13:00-15:00討論司会: 出穂雅実(首都大学)・佐藤宏之(東京大学)
15:00閉会

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