日本旧石器学会
10月21日開催。要申込、10月5日までに

石器文化研究会第273例会開催案内
(栃木県栃木市星野遺跡「地層探検館地点石器資料」見学検討会)

 星野遺跡は、昭和40年(1965)から5次に亘り発掘調査された旧石器時代の遺跡です。 その後、崖錐堆積により生じた偽石器、いわゆる「珪岩製旧石器問題」の遺跡として扱われ多くの研究者から忘れられてしまった遺跡ではないでしょうか。 その星野遺跡で平成10年より栃木市が実施した「星野遺跡周辺整備」関連の地層探検館建設工事中にAg-KP(44Ka)より下層からホルンフェルス他のチャート以外石材製の石器を含む大・中・小型の石器100点程が、故斎藤恒民氏に依って採集保管されておりました。
 今回は、その「地層探検館地点石器資料」を実見していただき忌憚のない意見を(後期旧石器時代以前の遺跡の存否を含め)交わしたく例会として企画いたしました。 実見する機会の少ない資料です。多くの旧石器研究者のご参加を、お願い致します。
 なお、鹿沼軽石層直上までは、栃木市教育委員会にて平成9〜10年に事前発掘調査(6次)が実施されております。地層探検館地点は、旧調査Eトレンチ南側隣接地です。

以上
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