星野遺跡は、昭和40年(1965)から5次に亘り発掘調査された旧石器時代の遺跡です。
その後、崖錐堆積により生じた偽石器、いわゆる「珪岩製旧石器問題」の遺跡として扱われ多くの研究者から忘れられてしまった遺跡ではないでしょうか。
その星野遺跡で平成10年より栃木市が実施した「星野遺跡周辺整備」関連の地層探検館建設工事中にAg-KP(44Ka)より下層からホルンフェルス他のチャート以外石材製の石器を含む大・中・小型の石器100点程が、故斎藤恒民氏に依って採集保管されておりました。
今回は、その「地層探検館地点石器資料」を実見していただき忌憚のない意見を(後期旧石器時代以前の遺跡の存否を含め)交わしたく例会として企画いたしました。
実見する機会の少ない資料です。多くの旧石器研究者のご参加を、お願い致します。
なお、鹿沼軽石層直上までは、栃木市教育委員会にて平成9〜10年に事前発掘調査(6次)が実施されております。地層探検館地点は、旧調査Eトレンチ南側隣接地です。
集合時間:12:00 乗車後即時発 → 12:30 星野遺跡到着 地層探検館にて(遺跡の土層見学)13:00 バス乗車発 → 13:15 寺尾公民館着(石器資料見学会場)石器資料見学 16:30まで 後片付け後 17:00 バス発 → 栃木駅北口前着 17:30 解散
今回は、最寄り駅〜現地間の交通が非常に不便なため、貸切のマイクロバスを用意しました。乗車定員は、27名です。マイクロバスご利用希望者は、先着順で受付けます。ご参加の方は、10月5日(木)までに下記メールアドレスへ、氏名、連絡先(mailアドレス、モバイルNo)、会員・非会員、バス乗車の有・無、懇親会参加の有・無を、明記して申込下さい。