日本旧石器学会
このイベントは震災の影響で中止となりました。

研究集会「ヒトが住みはじめたころの関東地方」
―南関東最古の旧石器時代遺跡を求めて―

開催主旨

 本研究は、とうきゅう環境財団より、研究課題「多摩川流域における後期洪積世初頭の人類文化の成立と地形環境について」として2009年度、2010年度の研究助成を受けて進めてまいりました。多摩川は約10万年以前には多摩丘陵から相模野台地にかけて流路があった時代もあり、同じような条件にもとづく地形形成、地形環境があった相模野地域へも研究の対象範囲を広げて、立川ローム層下部にある石器群についての諸問題について、実際の遺跡の調査成果を掘り下げながら、考古学、自然科学からの学際的検討することを目的としています

第1部 立川ローム下部の遺跡とは
1 ヒトが住みはじめたころの相模野台地鈴木次郎
2 相模野最古の遺跡―吉岡遺跡群―砂田佳弘
3 津久井城跡馬込地区における大形石斧の石器文化畠中俊明
4 武蔵台遺跡をめぐる大形石斧遺跡群伊藤 健
5 武蔵野台地の立川ローム層最下部遺跡群の成立比田井 民子
 コメント諏訪間 順
第2部 遺跡をめぐる環境
1 相模原と武蔵野台地の立川ローム最下層をめぐって上條朝宏
2 遺跡をめぐる植物環境と気候佐瀬 隆
3 津久井城跡馬込地区の遺跡のOSL年代について下岡順直
 コメント細野 衛
第3部 関東地方の立川ローム層下部石器群の再編に向けて 
1 南関東地方の最古の石器群の課題白石浩之
2 最古の石器群の石器製作小菅将夫
3 立川ローム層下部の縦長剥片、石刃について大塚宣明
4 遺跡からみる特性−環状ブロックの構築−橋本勝雄
 総評安蒜政雄
 閉会 16:40

その他連絡事項
  1. 入場は無料です。
  2. どなたでも参加できますが、会場の都合、先着150名とさせていただきます。
  3. 資料を必要な方は当日、有償にて頒布させていただきます。
  4. 問い合わせ先 事務局 比田井民子 携帯 090−6163−5025 ファックス 03-5478-0869
    *相模原市博物館では会の問合せに対応はいたしませんので、連絡は事務局のほうにお願いいたします。
  5. 当日の昼食は周辺に食堂が少ないため、持参するか最寄の淵野辺駅周辺のコンビニ等で用意をお願いいたします。
  6. 宿泊を必要とされる方はJR横浜線橋本駅、町田駅周辺に宿泊施設がありますので、各自で手配をお願いいたします。
  7. 発表内容、発表順、発表者等に多少の変更がある可能性がありますので、よろしくお願いいたします。 
  8. 主な交通案内(博物館住所:神奈川県相模原市中央区高根3-1-15
    国道16号線「共和4丁目」交差点を西へ500m
    無料駐車場95台(障害者用4台分含む)、大型バス4台可(バスは要予約)
    公共交通機関で JR横浜線 淵野辺駅南口から
     【徒歩】20分
     【バス】神奈中バスで淵野辺駅南口(2番乗り場)から
     青葉循環(博物館廻り淵野辺駅南口行)(淵37系統)か青葉循環(共和廻り淵野辺駅南口行)
     (淵36系統)で「市立博物館前」下車すぐ
    (乗車時間 博物館廻りは約5分、共和廻りは約15分。博物館廻りがない時間帯もあります。)
    JR横浜線 相模原駅南口から
     【バス】神奈中バスで相模原駅南口(4番乗り場)から
     相模大野北口行(相02系統)で「宇宙科学研究本部」下車(乗車時間約9分)、徒歩5分
    小田急線 相模大野駅北口から
     【バス】神奈中バスで相模大野駅北口(5番乗り場)から
     相模原駅南口行(相02系統)で「宇宙科学研究本部」下車(乗車時間約13分)、徒歩5分
     神奈中バスで相模大野駅北口(2番乗り場)から
     相模原駅南口行(大野台経由)(相05系統)で「大野台3丁目」下車(乗車時間約17分)、徒歩8分

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