日本旧石器学会
ワークショップの案内が届いております。

2013年9月7日「合同ワークショップ「遺跡・遺構の中の遺物」2」

 このたび、中央大学考古学研究室・Archaeo-GIS Workshop・立体考古研究会準備会の共催により、合同ワークショップ「遺跡・遺構の中の遺物」2を開催いたしますのでご案内申し上げます。
 古くて新しいテーマ「遺物の出土位置全点記録」と、最新の計測機器、解析手法との接点を見出すための実践的な事例の提示を軸に議論を行ないます。今回は縄文時代遺跡の事例が中心となりますが、視点・方法は旧石器時代遺跡の事例とも共通するものです。ご関心をお持ちの方の積極的なご参加をお待ちしております。
 なおご参加のお申し込み、お問い合わせは、ワークショップのウェブサイト上からお願いいたします。
※Twitter(ハッシュタグ#3DArch2)、Facebookページからも情報を発信いたします。

プログラム(※内容・発表順序等は変更になる場合があります)
9:30開場
10:00基調報告「日本先史遺跡研究におけるミクロ・セツルメンツ・アプローチに向けて―縄紋竪穴住居の調査史からの序言―」小林謙一
10:15基調報告「遺物分布はどのように記録され、理解されてきたのか」野口 淳
10:35休憩
第1部 計測・解析技術
10:45「考古学における三次元情報」横山 真・千葉 史
11:10「発掘調査における写真計測を使用した記録方法と実用例について」三井 猛
11:35「Arc-GISによる遺跡内微地形・層位と遺物分布の解析」市川雅洋・野口 淳
12:00昼食休憩
第2部 事例研究
13:00「縄紋時代竪穴住居出土資料ドット記録の活用に向けて」黒尾和久・小林謙一
13:20「神奈川県相模原市大日野原遺跡発掘調査の概要―データの収集と整理の実践例として―」小澤政彦・小林謙一
13:40「竪穴住居跡を伴わない縄文時代遺跡における遺物分布とその解析」倉澤麻由子・市川雅洋・野口 淳
14:00休憩
14:10「沖積地における遺物分布―図が与える誤った遺跡のイメージ―」村本周三
14:30「茨城県石岡市瓦塚窯跡における事前調査について」小杉山大輔・三井 猛
14:50計測機材・解析手法等実演展示
15:30 討論(1時間半程度)
17:00(終了予定)

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