2019年6月29日(土)・30日(日)に大正大学(巣鴨キャンパス)において,下記のとおり,日本旧石器学会第17回総会・研究発表・シンポジウムを開催します。
30日(日)に開催するシンポジウムのテーマは,
2019年6月29日(土) | |
総会・研究発表会場:5号館5階551教室 | |
◯総会(13:30〜14:30)*12:30受付開始 | |
◯一般研究発表(14:45〜17:30) | |
諸星良一 | 「星野遺跡群の調査−チャート原産地遺跡の実存−」 |
渡邉 玲・桐原弘亘・中尾綾那・榎本美里・新里亮人・海部陽介・佐野勝宏 | 「徳之島アマングスク遺跡の発掘調査成果」 |
鈴木忠司 | 「礫群から何が見えるか」 |
市田直一郎 | 「本州最北部における旧石器石材の分布と利用−尻労安部洞窟出土台形石器の分析を中心に−」 |
野口 淳・千葉 史・横山 真・神田和彦・渡邉 玲・佐藤祐輔・小菅将夫 | 「後期旧石器時代前半期尖頭形石器の形態測定学−東北地方秋田県域の事例分析−」 |
門脇誠二 | 「レヴァント地方の中部旧石器後期〜上部旧石器前期における石器刃部獲得効率の変化とその行動的意義の考察」 |
加藤真二 | 「中国山東省の中期旧石器文化」 |
橋詰 潤・シェフコムードI.Ya.・内田和典 | 「ロシア連邦アムール川下流域オシノヴァヤレーチカ10遺跡2015年度調査の概要」 |
平澤 悠 | 「アラスカ州スワンポイント遺跡における彫器製作技術と石材利用」 |
*一件15分(質疑込み,休憩30分) | |
◯懇親会(18:00〜20:00) 会場:5号館8階「鴨台食堂(おうだいじきどう)」
*開始時間は変更になる場合があります。 | |
2019年6月30日(日) | |
シンポジウム会場:5号館5階551教室 | |
ポスター会場:5号館5階553教室 | |
◯シンポジウム『旧石器研究の理論と方法論の新展開』(9:00〜15:30)*8:30受付開始 | |
研究企画委員 | 「趣旨説明」 |
安斎正人 | 「考古資料から歴史構築へ」 |
鈴木美保 | 「刃部磨製石斧の起源−伝播か収斂進化か?」 |
五十嵐 彰 | 「旧石器研究における接合の方法論的意義」 |
洪 恵媛 | 「旧石器研究をめぐる理論動向の比較:韓国と日本」 |
五十嵐ジャンヌ | 「ヨーロッパ旧石器時代洞窟壁画の研究動向」 |
中尾 央 | 「文化進化研究の展開を踏まえた旧石器研究の可能性」 |
溝口孝司 | 「ポストプロセスからみた旧石器時代研究への提言」 |
*一件25分(質疑込み,休憩15分) *発表タイトルは変更になる場合があります。 | |
<昼食休憩12:20〜13:50> | |
◯ポスターセッション・コアタイム(12:30〜13:30)
*ポスターは30日の受付後に掲示(29日はポスター掲示できません。) | |
中沢祐一・直江康雄・坂本尚史 | 「母岩別資料を用いた黒曜石水和層法の知見:旧白滝3遺跡の例」 |
倉 純 | 「硬質頁岩における微視的製作痕跡」 |
夏木大吾 | 「タチカルシュナイ遺跡M-I地点における縄文時代草創期文化の石器製作技術」 |
青木要祐・熊谷誠 | 「北海道タチカルシュナイ第U遺跡出土石器の再検討」 |
熊谷亮介・梅川隆寛・小野章太郎・鹿又喜隆・佐久間光平 | 「宮城県薬莱山麓の旧石器時代遺跡群」 |
屋敷飛鳥 | 「相模野台地における砂川石器群の技術構造と居住形態」 |
光石鳴巳・白石 純・森先一貴 | 「兵庫県におけるサヌカイト利用の様相(予察)」 |
千葉 史・野口 淳・横山 真・神田和彦・渡邉 玲・佐藤祐輔・小菅将夫 | 「石器の形態測定学的検討のための三次元データ解析法について」 |
国武貞克 | 「中央アジア西部におけるEUP石器群の構造」 |
内藤裕一・門脇誠二 | 「ガゼルの歯の炭素・酸素同位体比からみたヨルダン・TorHamar遺跡における旧石器時代人の狩猟活動」 |
◯パネルディスカッション(13:50〜15:00) シンポジウム報告者全員,司会(研究企画委員) ◯講評 阿子島 香(15:00〜15:15) | |
◯閉会(15:15〜15:30) |
大正大学巣鴨キャンパス(東京都豊島区西巣鴨3-20-1) 都営地下鉄三田線 西巣鴨駅下車徒歩2分
アクセスマップ
*校舎建て替え工事のため,当日は正門が閉鎖されている可能性があります。その場合は,正門から明治通りに沿って池袋方面に50mほど進んだところに設けられた臨時正門からお入りください。
宿泊の斡旋はいたしませんので,各自でご手配ください。
同封のハガキに必要事項をご記入の上,6月10日までにご投函ください。また,やむをえず総会を欠席される場合は,同ハガキ下段に記載された委任状にご記入・ご捺印の上,ご返送くださいますようお願い申し上げます。会則第5条により,全会員の5分の1以上の出席(委任状を含む)をもって総会が成立します。