日本旧石器学会
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岩宿フォーラム2015 ≪平成27年10月31日(土)・11月1日(日)

 岩宿フォーラムは、日本の旧石器時代研究の出発点である『岩宿』で毎年開催される、岩宿時代を取り上げた学術的な行事です。研究者と一般の方々を交えて、誰もが集い、語らうことによって、この地から岩宿時代研究の情報を発信することを目的として開かれます。
 今回のシンポジウムは、石器製作技術を取り上げ、石器製作の実演と石器製作実験と考古学研究について研究討論します。ご興味のある方は、是非参加いただき、熱く語り合いましょう。

シンポジウム『石器製作技術―製作実験と考古学―』

*本年度の岩宿文化賞授賞式(学生部門)は、11月8日(日)に開催されます。会場は、みどり市笠懸町公民館を予定しております。

10月31日(土)

基調講演 『石器の復元製作と考古学』 講師:大沼 克彦 氏(国士舘大学イラク古代文化研究所)
石器製作実演(各ブースに分かれて同時並行で行います)
  • 石刃技法(大場正善氏)
  • 石刃技法(沢田敦氏)
  • 大形両面加工石器・石刃技法(長井謙治氏)
  • 瀬戸内技法(白井雅明氏) ほか

11月1日(日)

基調報告1石器製作技術を解明する
ハンマーモード推定法に関する実験的研究 鈴木美保氏(明治大学校地内遺跡調査団)
フラクチャーウィングについて 高倉 純氏(北海道大学埋蔵文化財調査室)
石器製作時に残された痕跡 沢田 敦氏(新潟県埋蔵文化財調査事業団)
基調報告2石器製作実験と動作連鎖
動作連鎖の概念に基づく技術学における石器製作技術の復原 大場正善氏(山形県埋蔵文化財センター)
動作連鎖の研究方法 會田容弘氏(郡山女子大学)
基調報告3実験考古学の可能性 長井謙治氏(東北芸術工科大学)
パネルディスカッション パネリストは基調報告者を予定。会場の皆様にも討論にご参加いただく予定です。

岩宿博物館では、10月から11月にかけて様々な行事が実施されます。

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